Googleが女性社員に対し嫌がらせや脅迫を行なっていたことが判明。過去には「女性はコーディングに向いてない」と主張したことも

大手のIT企業は待遇もよく、偏見もないオープンな職場環境だというイメージを抱いている方は多いだろう。しかし近年に入り、Appleが契約社員を程待遇で使い倒していることや、Amazonの「ブラック」な実態が明かされ、海外で不買運動などの抗議に発展するなど、それが幻想だったということが明かされてしまった。

今回明らかになったのは、検索大手でインターネット上の様々なサービスを展開する「Google」が妊娠した女性社員に差別的な態度をとっていたという悲しい事件だ。

このことを報道した海外メディア「VICE」の報道によれば、ある女性社員が妊娠した途端に上司から「また妊娠したそうだ」「妊娠すると感情的になって困る」などの暴言を繰り返したという。

暴言を受けた女性は上司の発言を全て文章化して人事部に提出したのだが、何故かその情報が筒抜けし、上司の嫌がらせはさらにエスカレート、嫌がらせのチャットやメールが送られるだけに留まらず、露骨に無視される、プロジェクトを拒否される、産休に入ることになった際、上司は「産休を終えて戻ってきても今の立場につけるとは思うな」と脅迫を受けるまでに発展する。

結局最後まで上司が罰せられることはなく、Googleの人事部長は「彼はは女性社員に新しい役職の内容を伝えるのが下手だった」「彼に産休をとらないよう女性社員を脅す意志はなかった」と結論づけたという。

ちなみに2017年にもにGoogleの車内文書から「女性はコーディングに向いてない」(参考記事)という文書が流出して物議を醸したこともあり、この一連の騒動を知った元Google社員は同メディアに対し、過去の事例などを根拠に「残念なことにGoogleではこのような事例は少なくありません」と述べ、さらにGoogleに人種差別的・女性蔑視的な文化が根付いていると話している。

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