小島氏が独立後初めて手がけるゲーム「デス・ストランディング」はどんな内容なのか?ついに詳しいゲームプレイが明かされる

多くのトレーラーが公開されてきた「デス・ストランディング」だが、その詳しいゲームプレイ部分はオープンワールドということ以外謎に包まれていた。

だが遂に今回の東京ゲームショー2019で、本作の詳しいゲームプレイ部分が50分以上にも及ぶ映像で明らかになった。早速公開された映像を振り返って、本作がどんなゲームなのかを確認していこう。

詳しいゲームプレイを収録したトレーラー

ゲームの目的

主人公はハリウッド俳優ノーマン・リーダス氏が演じる伝説の配送人「サム・“ポーター”・ブリッジズ」。「ブリッジズ」という組織に所属する彼の主な目的は、アメリカ各地に散り散りに住む人々に物資を届けること。そして分断された人々を繋げることだ。

この世界では「カイラル通信」と呼ばれる通信技術によってモノの転送も出来るようになっているが、生物などの有機物や一部のモノは転送できない。無論カイラル通信の確率されていない地域もだ。そこでサム達の出番というわけだ。

ゲームは「MGS V」のようなミッション形式で、各街に点在し拠点となる「ブリッジズ」の配送センターでミッションを受注して受けることができる。

荷物ひとつひとつには重さの概念があり、同じ荷物でも運び方によってバランスが変化し、体勢を崩しやすくなるなどゲームプレイに影響が出る。そこでグレネードをポーチに入れて運ぶなど、運び方を工夫してバランスを整える必要が生じる。面倒なら「荷物の最適化」で一発で済ますことも可能だ。

また「フローター」というアイテムに荷物を載せてサムが運ぶ量を減らしたり、一度に多くのアイテムを持ち運べる。フローターは2つまで利用可能で、サムが乗って高速移動することも可能だ。

マップ

マップはオープンワールド形式で、目的地までの行き方はプレイヤーの判断に委ねられる。コンパスを起動することで目的地までの起伏も測ることができる、またiDoroidのような端末でマップを開き、目的地までマーカーを設置して線を引くことも可能だ。また線は「ザ・クルー」の3Dリボンのような3Dでゲーム上に表示される。

サムが転ぶと荷物が傷ついてしまうので、L/Rでバランスを取ったり、ツールで地形情報を可視化しながらルートを選んでいく。

崖などの段差やある程度の隙間はロープやハシゴなどで越えることも可能。レベルを上げれば強度や長さなどが増し、より遠くまで行くことが可能とのことだ。

乗り物もバイクの他、敵から奪えるトラックなどが存在している。耐久値がなくなると壊れてしまうのは他のゲーム同様だ。

広大なマップには雪山や荒廃した都市、温泉や人の住む街など様々なロケーションが存在している。マップには「ここに温泉がある」などの看板を建てることができ、オンラインで他のプレイヤーの看板が表示されることもある。

マップ各地に点在する温泉は体力回復だけでなく、様々な恩恵をもたらしてくれる。例えば今回紹介された映像ではバッテリー回復効果がある温泉が登場した。

またミッションの途中でシェルターに暮らす「フレッパーズ」と呼ばれる人々からの依頼や落し物を届けるサブクエスト的な物もある。彼らの依頼をこなせば友好度が上昇し、アイテムをもらえるなど良いことがあるようだ。

今回はアーティストの三浦大知氏本人をモデルとしたキャラクター(声は別人)が、BBをあやすことのできるアイテム「ハーモニカ」をくれた。

ゲームシステム

時々水分補給や睡眠などを摂って体力やスタミナを回復できる。だが屋外では完全に回復しないので、完全に回復したい場合は「パーソナルルーム」に戻る必要がある。

因みに水は水中に入ることで服から吸収される仕様になっている。またスタミナ回復アイテムとしてモンスターエナジーも登場するようだ。


靴には様々な種類があり、素早く走れるものなど様々な物が存在する。だが耐久値がなくなると破壊され、その状態で歩き続けると足を怪我してダメージを受けてしまう。

間接的に繋がるオンライン

オンラインに接続することで他のユーザーが残した足跡や作った建造物、置いて行ったり落としたアイテム、休憩した場所などがが表示される。利用したハシゴやロープには自動でSNSのような「いいね」が付くのだが、手動でもっとつけることも可能だ。因みに「いいね」はこの世界における通貨となっている。

アイテムを入れておける「ロッカー」もある。自分用の「プライベート」と他のプレイヤーとアイテムが共有できる「シェア」の2つが存在する。

これは「時雨」という触れたものの時間を早める(劣化させる)雨から身を守り、影響を治せる「時雨シェルター」と呼ばれる建造物。音楽も流すことが可能で、映像では星野源氏の曲が流されていた。

このほかにも橋や休憩所となる「パーソナルルーム」も建設可能。材料を提供すると建築が進み、一番貢献した人の名前が表示される。

なお14日のステージイベントで判明したのだが、設置したものは先ほど触れた「タイムフォール」(時雨)が降ることによって一定期間で消滅するため、マップがアイテムで埋め尽くされることはないとのことだ。また、自分が「カイラル通信」をつないだところにしか他の人が設置したアイテムは出現しないため、新たに進むところには他のプレイヤーのアイテムが登場することはない。

「ミュール」という黄色いコートを着た謎の勢力は様々な人々から物資を奪い基地に溜め込んでいる。彼らの基地に侵入すれば物資を奪うことが可能だが、見つかるとプレイヤーを捕らえようと執拗に追いかけてくる。だが縄張りの外へ逃げればそれ以上は追跡して来ない。

因みに武器や格闘で闘える他、物資を投げて攻撃することもできる。ただし攻撃に使った物資は壊れてしまうので注意が必要だ。

トレーラーでも触れられてきた「BT」は目に見えない存在。サムは「BB」(ブリッジ・ベイビー)を通じて彼らを見ることができるが、一部のBT以外は静止してる時にしか見えない。またBBのストレスが溜まるとBTが見れなくなってしまうので時々あやしてあげる必要もある。

実はBT側もサムを視認できず、音と気配によってサムがいることを感じ取っている。トレーラーで息を止めてやり過ごしていたシーンが見られたのはそのためだ。ゲーム中でも同様に息を止めることで彼らに気付かれずに行動できるが息切れには注意だ。

なおBTへの対抗手段もある。彼らはサムの血液に弱いらしく、彼の血液を用いた武器を使うことで拘束や攻撃が可能になっている。

BTに見つかってしまうと地面がタールで溢れ、「ハンター」と呼ばれるBTがサムを捉えようとしてくる。

彼らに捕らえられると反物質で構成された巨大なBTの元に連れて行かれる。このBTに倒されると「ボイドアウト」してしまい、この周辺がクレーターになって消滅してしまうそうだ。

コミュニケーション

本作独自の要素に「コミュニケーションボタン」というものがある。状況に応じて効果は変化し、例えば温泉ならサムが「いい湯だな」を歌い、フィールド場では呼びかけによって特定の物の場所を表したり、戦闘中であれば他のプレイヤーのサムが現れて物資を与えてくれる。

この一風変わったオープンワールドゲーム「デス・ストランディング」はPS4向けに2019年11月8日に発売予定だ。

この記事にコメントする

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA